地震から身を守るための第一歩は、家具の固定です。
富士宮市では、”震災から命を守る富士宮大工の会”が中心となって、富士宮市・富士宮市社会福祉協議会・災害VC富士宮が連携し、高齢者・障害者のための家具固定事業を行っています。
依頼者の方々には、「これで、安心できる!」と大変喜ばれています。
<対象者>
@概ね65歳以上の高齢者のみの世帯
A身体障害者手帳を交付されている障害者のみの世帯
B療育手帳を交付されている知的障害者のみの世帯
C @〜Bの複合世帯
※経済的な理由により家具固定ができない方で、上記の@〜Cに該当する場合、または
富士宮市社会福祉協議会が必要と認めた方に、無料で家具固定を行います。
<実施時期>
毎年1月頃 (実施数ヶ月前に、広報・地方紙・ラジオにてお知らせします。)
災害発生後には、多くのボランティアが復興の手伝いのために集まってきます。
依頼者の要望に沿ってボランティアがスムーズにかつ安全に活動できるように調整を行うのが、
災害ボランティア本部の大事な役割です。
災害VC養成講座では、その災害ボランティア本部を運営するのに必要な知識を学びます。
当講座は、富士宮市社会福祉協議会と災害VC富士宮の共催で、毎年6月頃に開催します。
(平成25年度は、6/2・6/9・6/16に講座を行います)
<実施内容>
・災害発生前→災害発生時→発生後3日後→1ヶ月後
時系列で考えてみよう
・災害VCの役割
・災害ボランティア本部を体験してみよう
・災害VCの活動紹介 など
※講義だけでなく、グループワークで活発な意見交換も行います。
定期的に、災害VCとして必要なスキルアップ研修を行っています。
緊急時の対応方法を学ぶとともに、いざという時に備えて、すばやい災害ボランティア本部の立ち上げができるように、繰り返し訓練を行っています。
<実施内容>
・災害ボランティア本部立ち上げ訓練
・普通救命講習(消防署員による講習)
・止血法講習
・福祉体験(高齢者・障害者の立場になって考えよう)
・ロープワーク など
”日中は、子供と私だけ・・・。地震がおきたら、どのようにして逃げたらいいの・・・。”
”近くに親戚や知り合いもなく、子供を抱えての避難はどうなるのかしら・・・”
そんな不安をもっている方も、多いはず。
「子供を守る」をテーマにした乳幼児家庭向けの防災講座を行ったり、ファミリーが集うイベントなどで防災PRを行なっています。
<実施内容>
・東海地震の被害想定について
・乳幼児のいるご家庭向けの非常持ち出し品・緊急時の
代用品などの紹介
・子供を守るために、災害発生に備えて考えておくべきこと
・地域との連携の大切さについて など
<会場>
公民館や保育園、イベント広場など
出身国によっては、地震を経験したことのない外国人の方もいます。
災害VC富士宮は、富士宮市・消防署・日本赤十字・国際交流会などと協力して、外国人の方にも防災意識を高めてもらうための活動も行っています。
<実施内容>
・災害発生時や発生後の行動について考えよう
(”ナマズの学校”でクイズ形式)
・非常持ち出し品の紹介
・非常食の紹介
・ロープワーク
(しっかりと自分の体を支えるロープの結び方) など
あなたは、地域の防災訓練に参加していますか?
災害発生時には、まずは家族を守る、そして近所との協力、さらに地域全体での相互助け合いが大切です。
災害VC富士宮は、各地域の防災訓練担当者からの依頼に応じて、出前講座や訓練協力などを行っています。
<実施内容>
・防災意識を高めるためのアドバイス
・避難所体験訓練
・段ボールハウスの実技指導
・ロープワーク など
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